夢や希望持つ大切さ子どもたちに伝える
福島民報社は3日、福島市のふくしまスカイパークで「きぼうのとり航空教室」を開催した。航空体験を通して、夢や希望を持つ大切さを子どもたちに伝えた。
「きぼうのとりプロジェクト」の一環で、市内の航空マーケティング会社パスファインダーの協力。県内各地の小学3~6年生19人が参加した。児童はハンググライダーに搭乗し、高さ約3㍍の空中飛行を体験した。さらにスチレンボード製の飛行機を作り、実際に飛ばしながら機体が回転する仕組みなども学んだ。
福島市在住のエアロバティック・パイロット室屋義秀さんが夢を実現するための方法などをテーマに講話した。室屋さんは「ワクワクする気持ちを忘れず、何事にも挑戦してほしい。君たちなら必ず夢を実現できる」とエールを送った。
参加した福島市の上田愛結奈さん(福島二小4年)は「ハンググライダーが特に楽しかった。初めて空を飛べてうれしい」と話した。
きぼうのとりプロジェクトは東日本大震災の記憶を伝承しようと、福島民報社、あさかホスピタル、ネッツトヨタ郡山などの賛同社が取り組んでいる。
(2021年10月4日付 福島民報)