震災絵本で意識高める あさか開成高生が活動発表

「きぼうのとり」を活用した活動を発表した(左から)白岩さん、須藤さん、大和田さん

「きぼうのとり」を活用した活動を発表した(左から)白岩さん、須藤さん、大和田さん

 郡山市のあさか開成高の生徒はブラザー工業の「防災トークリレーwith福島」にオンラインで参加し、東日本大震災の記憶をつなぐ絵本「きぼうのとり」(福島民報社企画制作)を活用して防災意識を高める活動を発表した。
 白岩歩華さん、須藤聖菜さん、大和田麗さんの3年生3人は、「きぼうのとり」から自助と共助について学んだことを紹介。絵本の読み聞かせなどを通じ、震災の記憶を伝えていくことが防災・減災につながるとの思いを伝えた。
 郡山市のNPO法人しんせいの大淵匡代さんは避難所生活の経験から生まれた防災食について発表した。