ふくしまは負けない/明日へ 絵本から震災考える 磐梯二小で読み聞かせ

「きぼうのとり」を読み聞かせする江藤さん(右)とよしもとさん

「きぼうのとり」を読み聞かせする江藤さん(右)とよしもとさん

磐梯町の磐梯二小で24日、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故を後世に伝えるため福島民報社が企画制作した絵本「きぼうのとり」の読み聞かせが行われた。児童がそれぞれの「きぼうのとり」について考え、意見を出し合った。

全校児童52人が参加した。絵本を手掛けた「みず文庫」の編集・ライター江藤純さん、イラストレーター・コーディネーターよしもとみかさんが同校を訪れ、朗読した。児童らは感想を述べ合い学年ごとに発表した。

「きぼうのとりプロジェクト」は福島民報社、あさかホスピタル、ネッツトヨタ郡山などの賛同社が取り組む原発事故の記憶を伝承する取り組み。