初の子ども向け絵本教室 ネッツトヨタ郡山「きぼうのとり」が縁

切り絵を使って絵本を作る親子ら

切り絵を使って絵本を作る親子ら

 ネッツトヨタ郡山(小室和人社長)は1月21日、郡山市の本社緑町店で未就学児と小学校低学年児童、保護者らを対象に初めて絵本教室を開いた。
 福島民報社が企画・制作した絵本「きぼうのとり」が縁となり、きぼうのとりプロジェクトに賛同しているネッツトヨタ郡山と絵本を手がけた「みず文庫」が協力して実現した。
 川崎幸一店長が参加した親子ら約20人に対し、「子どもたちが夢を持つきっかけになればありがたい」とあいさつ。みず文庫のイラストレーター・コーディネーターのよしもとみかさんが講師となり、自動車に関する絵本の読み聞かせ、切り絵を使った絵本作りのワークショップを繰り広げた。
 参加した子どもたちには「きぼうのとり」が贈られた。ネッツトヨタ郡山は今後も同様の教室を開く方針。3歳の長男と参加した田村市の男性は「絵本を自作するのは初めてで、楽しく参加できた」と話した。
 きぼうのとりプロジェクトは福島民報社と賛同社による取り組みで、各地で読み聞かせなどの活動を展開している。