県内被災地をあすまで訪問 きぼうのとり絵本サポート代表ら

県内を訪れている(左から)笹久保副代表、大蔵代表、辻本副代表

県内を訪れている(左から)笹久保副代表、大蔵代表、辻本副代表

福島民報社が企画・制作した絵本「きぼうのとり」の朗読活動に取り組む「きぼうのとり絵本サポートプロジェクト」のメンバー3人は23日から25日まで、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の県内被災地を巡っている。
 大蔵由美代表(東京)と笹久保孝子(神奈川)、辻本貴行(大阪)両副代表が浪江町の請戸小、双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館、相馬市の松川浦などを訪れる。大蔵代表は福島民報社の取材に「3人そろって福島を訪れたいと思っていた。無理せず自然体だからこそ長く続けられている。被災地で感じた思いを素直に伝えたい」と話した。
 同プロジェクトは毎週土曜日午後9時10分から音声SNS「クラブハウス」を通じて絵本の朗読を発信している。24日は宿泊先のホテル飛天(相馬市)からの朗読を届ける。