絵本で学ぶ震災教訓 須賀川 きぼうのとり朗読 西袋二小

江藤さんとよしもとさんの朗読を聞く児童=西袋二小

江藤さんとよしもとさんの朗読を聞く児童=西袋二小

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故を後世に伝えるため、福島民報社が企画・制作した絵本「きぼうのとり」の読み聞かせ会は2月22日、須賀川市の西袋二小で開かれた。
 3、4年生計15人が受講した。絵本を手がけた「みず文庫」の編集・ライター江藤純さん、イラストレーター・コーディネーターよしもとみかさんが朗読した。
 小山陽愛さん(3年)は「大変なことがあったと分かった。いろいろな人から震災の話を聞き、備えにしたい」と話した。
 きぼうのとりプロジェクトは福島民報社や、ネッツトヨタ郡山などの賛同社による取り組み。一昨年から県内の小学校で読み聞かせを展開している。