震災、原発事故の記憶後世に 「きぼうのとり」販売 福島民報社

読み聞かせをする(右手前から)江藤さん、よしもとさんと福田さん

読み聞かせをする(右手前から)江藤さん、よしもとさんと福田さん

絵本ワールドの会場では、福島民報社が東日本大震災と東京電力福島第一原発事故を後世に伝えるため企画・制作した絵本「きぼうのとり」を販売したほか、原画約十点を展示し、多くの家族連れが興味深そうに眺めていた。
絵本を手掛けた「みず文庫」の江藤純さん、よしもとみかさん、イラストレーターの福田利之さんによる読み聞かせも行われ、来場者が真剣に耳を傾けていた。

作品について説明をする福田さん(左)とよしもとさん

作品について説明をする福田さん(左)とよしもとさん

「きぼうのとりプロジェクト」は福島民報社、あさかホスピタル、ネッツトヨタ郡山などの賛同社が取り組む震災と原発事故の記憶を伝承する取り組み。県内外の小学校に絵本を届けているほか、ウェブサイトで読み聞かせの動画を公開している。