震災の教訓語り継ぐ 相馬・日立木小 「きぼうのとり」朗読

江藤さん(奥左)、よしもとさん(同右)の読み聞かせに耳を傾ける日立木小の児童

江藤さん(奥左)、よしもとさん(同右)の読み聞かせに耳を傾ける日立木小の児童

相馬市の日立木小で10日、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故を後世に伝えるため福島民報社が企画制作した絵本「きぼうのとり」の読み聞かせが行われた。

5、6年生の児童28人が参加した。絵本を手掛けた「みず文庫」の編集・ライター江藤純さん(45)、イラストレーター・コーディネーターよしもとみかさん(37)が同校を訪れ、思いを込めながら絵本を朗読した。

「きぼうのとりプロジェクト」は福島民報社、あさかホスピタル、ネッツトヨタ郡山などの賛同社が取り組む原発事故の記憶を伝承する取り組み。