きぼうのとりぼうさいぬりえ

「きぼうのとりぼうさいぬりえ」は、子どもが楽しみながら、親子で一緒に防災を考えるためのぬりえです。ダウンロードして、幼稚園や保育園、小学校、防災イベントなどでご活用ください。完成後は、ぜひおうちにかざりながら各場面のように点検してみてください。

ダウンロードと解説

火事にそなえて「ボタンをポン」

おうちに住宅用火災警報器はあるかな?年に一度は確認ボタンをおしてみよう!

住宅用火災警報器は、消防法で住宅への設置が義務化されていますが、各自の定期的な点検が必要です。点検ボタンを押して電池が切れてないか確認しよう。一か所で煙を感知すると、各部屋の警報器も作動する連動式が推奨されています。

目に見えない「電気」は火事のもと

電気コードをみてみて!差し込み口にホコリやキズ、コードは熱くないかな?

火事の原因の約3割は、電気関係となっています。毎日無意識で使っているからこそ、掃除の時などにコンセント部分やコードの確認を。テーブルタップの電気許容量は必ず明記されているので、複数の電化製品で過剰負荷になっていないか確認してください。

地震のときは、まずは「あたま」を守ろうね

身のまわりに、「あたまを守れるもの」はある?おうちの人とさがしてみよう!

自転車ヘルメット装着の努力義務化やブロック塀の倒壊などの例でも分かるように、頭の衝撃は命に直結します。学校や家以外のシチュエーションで防災ヘルメットがない状況でも、まず頭を防御できるものを想定しておくことは、子ども大人もできる大切なことです。

おうちの「あぶない!」をさがそう

夜も地震はおこるよ。ねているところに、かたくて落ちてきそうなものはないかな?

火災での出動要請より多いのが、救急車の要請です。そこで事前に事故リスクを摘み取る「予防救急」が大切です。危険な物や場所の確認、防災リュックの準備や、暗闇でも光る蓄光テープの利用など、様々な災害に備えて想像を働かせることも重要です。

企画・制作:福島民報社 監修:郡山地方広域消防組合